利府町森郷児童遊園
公園機関車は今
2002.12.21 2006.7.15 updete



おことわり
以前公開していたものを、あえてほぼそのまま再アップしております。
これらの機関車は現状とは異なります。



あたくしにモノゴロコが付いた頃から利府駅付近の公園に保存されていた、C58−354とED91−11。

デッキやドア付近には立派な階段が取り付けられ、昔はキャブにも入れた記憶があるのですが、今は窓と言う窓やドアに金網が取り付けられ「立入禁止」 の看板も物々しい状態となっとります。デイタイムは母子の社交場として結構な訪問者があり、写真を撮る向きは気後れしてしまう事もあるかもしれません(笑)。

車体の状態は極めて劣悪(^^;;。
道路に面した山側はまだ見れる状態ですが、海風の影響か、それとも日当たりの影響か、遮るもののない海側はサビサビになっており、道路側から影になってる事もあってか悪戯書き等されてたりします。 公園機関車の宿命と言ってしまえばそれまでですが…。

尚、写真の通り銘板やナンバー等は今も残っております。

C58-354 山側から。模型製作の資料位にはなるかな?

海側から。錆びサビですな。ボイラケーシングにはぽっかり穴が空いてたり…
 

ED91-11山側、まだ直せそう?


海側のナンバー付近。こういった込み入った場所から錆びてくる様です。
退色こそ進んでいますが、構体自体は20年以上放置されてるとは思えない状態と言ってもいいんではないでしょうか?
この当時の塗装って、下地の処理が良かったのか、塗装を侵す洗剤がまだなかったお陰か堅牢ですよね。

海側の空気取入れ口
∩字と∪字にプレスされた素材を組合わせる事により構成されている事が分かりますね。
きっと、子供達に構造を理解させるためにこういう形で保存しているんでしょう。
まさに憎いばかりの心配り、さすがです(^^ゞ。

久々の更新なので、特別増量(^^;;

10年ほど前の利府支線

今でこそイオンショッピングセンターを中心とした商業エリアが完成し、宮城県内で人口増加率No1の利府町ですが、当時山形新幹線用の400系電車が搬入されたばかりの新幹線仙台総合車両所を横目に、キハ40が単行でコトコト走っておりました。
利府駅の存在を無視する形で宅地開発されてしまったおかげで、鉄道の変化としてはキハ40単行が701系2両に変わった程度ですけどね(笑)
現在のこの辺りは丁度キハ40の上空あたりを陸橋が通っており、利府と塩竈、多賀城を結ぶ立派な道路が開通し、商業エリアの発展も相まって仙塩地域の商圏に大きな影響を与えている様です。

ちなみに写真右側に見える赤い看板は、バブル崩壊と共に倒産してしまった地元資本のスーパーマーケットの「コニー」のもの(^^ゞ。
その後ウエルマートを経て、現在はサンマリストアになっております。


利府駅構内
客車時代は車両疎開先としても使われただけあり、たった1本のホームに対して広い構内。
写真左下隅に小さく写っているモノが車止めで、その線路に交流機が留置されてました。
 


ワールドカップ対策として、ホームが1本追加された現在の利府駅。
跨線橋は設置せずにホームをコの字状に配置。
バリアフリーに対応、とも言えなくないか?(笑)


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